生育可能温度(☆生育最適温度) | (☆12℃~22℃) |
---|---|
連作障害 | あり。最低でも1年。 |
春蒔き種まき4月あたま~4月末まで生育日数45日収穫5月半ば~8月半ばまで
秋撒き種まき9月あたま~9月末まで生育日数45日収穫10月半ば~11月末まで
123456789101112
意外とビタミン・ミネラルが豊富なんです!
春蒔き
秋撒き
※地域や品種によって違いが出ますのでおおよその参考まで。
種まきから収穫までの日数をもっと明確に→種まきカレンダー
育てる前にチェックしておきたいことや購入時のポイント
根の深さ | 乾燥を嫌うのでプランターの場合は深いものにします |
---|---|
最適ph | 6.0~6.5 |
日本原産の香味野菜
お吸い物や料理の飾りで使われる事が多い三つ葉。
でも実はビタミン・ミネラルなどがとても豊富な嬉しい野菜!
比較的育てやすいのもおススメポイントです。
三つ葉は多年草です
三つ葉は多年草ですが、暑さにやられやすいので(冬は枯れますが春になると芽吹きます)、
一年草と思って育てた方が良いかも知れません。
夏は遮光して、寒い時期は日に当てるようにすると良いです。
土作りについて
最初の土作りを参考に土を準備します。
元肥は中程度。(1㎡あたり化成肥料100グラム程度)
(管理人宅では生ゴミたい肥で土作りをしているので、元肥は入れず追肥で育てています)
土作りのプラスアルファ
- 酸性土壌に弱い。酸性に傾いていたら苦土石灰を入れます。
- 乾燥を嫌うけれども水はけの良さも必要なので、有機質のたい肥で土作りをしておくのがオススメ。
三つ葉とセリって同じもの?
大葉とシソのように「同じものだけど違う名前を持っているの?」と思う人も多いと思いますが、(管理人がそうでした!)セリはセリ属、三つ葉は三つ葉属で、同じセリ科ですが別の植物です。
見比べてみると三つ葉は「三つの葉がセットになっている」ので分かりやすいですよ。
※セリにアレルギーがある人は三つ葉でもアレルギーが出てしまいますのでお気をつけ下さい。
種まき時のポイント
発芽適温 | 15℃~20℃ |
---|
三つ葉は密集気味に育てた方が良いです
強く育ちすぎると堅くなりがちなので、密集気味に育てるようにします。
一般的にはスジ蒔きと言われますが、
10号鉢くらいのプランター(ミニトマトの栽培などにも使えるサイズ)なら
バラマキでも良いように思います。
発芽率が悪いので多めに蒔きます。
芽吹くまでは乾燥厳禁!(芽吹くまで2週間くらい掛かる時もあります)
好光性なので発芽するのに光が必要です。
~管理人の経験~
こぼれ種からの発芽
花をそのままにしてみた所、こぼれ種から芽吹いてきました。しかし困ったことに2月の頭なので…とりあえず様子を見ようと思っています。
(これは2020年2月11日に撮影しました。暖冬で気温がマイナスになった日もあったのですが、12月に最高気温が15度を超える日が何日もあったせいかも知れません)
※暖冬だったので水やりは2,3日に一度程度やっていた状態です。
生育中の栽培ポイント(水やりや追肥など)
野菜栽培はじめの一歩 水やりについて多年草なのでうまく育てると長く収穫出来ます。
ただ、暑さにやられる事が多いので、見切りをつけてしまった方が楽だと思います。
(年数がたってくると茎が堅くなるなどあります)
冬の三つ葉の様子と手入れ
寒さで葉が枯れる事が多いですが、根は耐寒性があるので特に防寒対策などせずに春を待ちます。
肥料はやりません。水も(プランターでも2日~1週間くらいは)やりません。
春の三つ葉の様子と手入れ
成長時期&収穫時期です!
水やりの回数を増やしていきます。(乾燥させないよう気を付けます)
肥料は液肥であれば1週間に1度くらいの間隔でやります。(固形肥料の場合は間隔があきます)
管理人は薄い自家製液肥を水やり代わりにやるのと、様子をみて草木灰などを撒いています。
夏の三つ葉の様子と手入れ
暑くなってきたら遮光は必須。(管理人は日陰に移動させています)
また乾燥にも要注意!(酷暑の時期はプランター栽培なら1日2回水やりします)
プロの農家さんでも夏の暑さで株がやられる場合もありますので、夏を過ごさせるのは難しいです。
暑い時期は成長も鈍るので肥料は控えめに。
秋の三つ葉の様子と手入れ
成長時期&収穫時期です!
水やりは夏場のように頻繁で無くても大丈夫ですが、乾燥させないよう気を付けます。
肥料は液肥であれば1週間に1度程度。
(管理人は春と同じく、薄い自家製液肥を水やり代わりにやるのと、様子をみて草木灰などを撒いています。)
寒くなってきたら…
プランターの場合、日当たり良い所に移すようにします。
寒さで生育が鈍ってきたら、水やりも少しずつ控えていきます。
プランターの場合、日当たり良い所に移すようにします。
寒さで生育が鈍ってきたら、水やりも少しずつ控えていきます。
収穫時のポイント
大きくなってきたら(背丈が20cmくらいになったら)食べる分だけ収穫していきます。日当たり良い所だと堅くなりやすいので、その場合は若くて柔らかいものを収穫するようにします。
(地面ギリギリで切るのはではなく、3~5cmくらい残すようにするとまた伸びてきます)
花が出来ると堅くなるので種を取らないなら花は早目に切り取っておきます。
三つ葉は根っこも食べられる?
三つ葉はセリと同じように根っこも食べられます。(仙台のセリ鍋のように食べるのも美味!)
ただ、食べ応えがあるくらいの根にするには一年がかりなのでかなり難しいです。
(夏の暑さでやられてしまう事が多い)
(根を太らせた三つ葉は「根三つ葉」という名称で売られていますが、中々出回りません)
スーパーでもなかなか売っていませんが「根三つ葉」を手に入れたら、ぜひ根っこごと食べて下さい!