入れる資材・割合は人によって本当にさまざまです。
管理人はこれを目安に野菜によって調整を加えながらやっています。
畑の場合
ゼロから畑を作る時は→「土壌の確認(簡易な土壌診断について)」
おおよその目安として、1㎡当たりにつき
完熟たい肥を2~3kg(野菜が育ちやすい状態の土にする為。野菜によっては入れない場合もあります。)
大根やニンジンなど根野菜の中でも長く伸びるような野菜を育てる時は、たい肥をいれず夏野菜が終わった後にそのまま種を蒔くようにしています。
苦土石灰を100g程度(畑は酸性になりがちなのでそれを中和する為。カルシウムとマグネシウムの補給にもなります。)
家庭菜園では土がアルカリに偏る場合があるので苦土石灰を撒く時はPHを測った方が安心です→「土作りの予備知識 苦土石灰」
元肥
化成肥料で入れる場合…少肥な野菜は0~50g程度、中程度なら100g程度、多肥の場合150~200g程度を目安に。
※肥料によっても量が変わりますので、肥料の説明は必ずチェックして下さいね!管理人宅では自家製たい肥で土作りをしているので、元肥を入れずに育てることが多いです。
苦土石灰は2週間前に、完熟たい肥と元肥は1週間前にやっておくようにします。
プランターの場合
土の量が多い方が育てやすくなります。
(土が少ないと乾きやすいので、水やりが多くなる→肥料成分も流れやすくなります。)
鉢のチェック
使う前に水がちゃんとに抜けるかどうか?確認をします。
プランターによっては水抜け穴がふさがっている事もあるので注意が必要です。
(追加で穴を開ける人もいます。また置いている場所によっては穴が塞がってしまうので、スノコなどの上に置くようにします。)
鉢底にはネットなどをしておくと虫の侵入を防ぐことが出来るのでオススメです!
プランターの土
培養土を購入するのが楽ですが、自宅の土を利用する場合は排水性を高めるため腐葉土などを3割程度入れます。
(管理人宅では自家製たい肥で土作りをしているのでそのまま使っています)
これに元肥と苦土石灰を入れます。
( 土の状態によっては元肥や苦土石灰を入れない事もあります。管理人宅では元肥は入れず、苦土石灰も控えめにやる事が多いです。)
元肥と苦土石灰の量は土の面積でおおまかに割り出します。
(ただし、土の高さが30cm無い場合は、例えば15cmなら面積で割り出した量の半分にするなどします)
一株あたりで施肥量が書いてあるものはそちらを優先します。(鉢の大きさが十分であるように気を付けてください)
野菜を元気よく育てるには
使う土や資材は良いものを選ぶことが一番!(質が良くないものを使うと全く育たない事もあります!→土の良し悪しでの育ち方の違い)
また、家庭菜園を長く続けていく為には土の手入れが必要になります。→「美味しい野菜を作るにはまず土作りから」