全て手づくりで作ることも可能ですが、ホームベーカリーを使うととても簡単に出来ます。
自家製酵母の場合、発酵度合いがマチマチになってしまうので、
管理人はホームベーカリーの「天然酵母 パン生地作成」にプラスアルファして常温発酵をさせています。(暖かい時期だと0~5時間、冬場は3~12時間くらい)
※発酵させ過ぎてしまうと美味しくなくなってしまいますので注意して下さいね!膨らませすぎてしまったらピザ生地などにした方が良いみたいです。
ちょうど良い膨らみ具合についてはこちら→パンの膨らみ具合の確認
用意するもの
- ホームベーカリー(手ごねで作られる場合は、強力粉の袋裏などで作り方を確認して下さい)
- 強力粉…300g
- 酵母液…50cc
- 水…140cc
- バター…10g
- 砂糖…20g
- 塩…4g
バターや砂糖を増やしたり・酵母液と水の割合を変えたりもしています。
(酵母の元気が良いと、水0:酵母液190ccだと追加の発酵はいらないくらいになります!)
作り方
- 材料をホームベーカリーに入れて「天然酵母 パン生地作成」で生地を作ります。
- 生地が出来上がったらそのまま常温で発酵をさせます。
(冷蔵庫に入れると、よりゆっくり膨らみます→冷蔵庫で低温発酵させる時)
※生地が出来上がった段階で完全に膨らんでいたらゴメンナサイ!そのまま焼いてください!
※パンを膨らませている時に匂いを嗅いでみて変な匂いがしているようであれば失敗ですので廃棄して下さい! - ちょうど良い具合に膨らんだらホームベーカリーでそのまま焼いてください。
パンの膨らみ具合の確認
パンは1次発酵で2~2.5倍、2次発酵で2倍になります。
それなので、最初(ホームベーカリーであれば、開始30分後くらいの生地の大きさ)の4~5倍くらいになる筈ですが、それよりも大事なのが「生地にハリがあるかどうか?」が重要です!
膨らんでくると「指で押すと戻ってくる」ようになりますが、一番ベストなのが「指で押すと戻ってくるけど、少し凹みが出来る」ような状態。
これを過ぎると「指で生地を押しても戻らない」過発酵の状態になるので気を付けます。
(心配な時は弾力があるうちに早めに焼いてしまっても良いと思います♪)
冷蔵庫で低温発酵させる時
焼く前に常温に戻す
焼く前に20℃くらいには戻しておく必要がありますが、
「時間短縮!」と一般的な発酵温度である35℃で保温するのはNG!
急激な温度変化はかえって良くありませんので、1時間くらいかけて温度を戻していきます。
※その間も発酵が進むので、冷蔵庫から出す時は生地が膨らみきる前に出すようにします。
最長時間
最長12時間くらいを目安に。
一般的な低温発酵について
「低温発酵させる」という場合は、1次発酵でさせる場合が多いですが
(パンを捏ね上げてすぐに冷蔵庫で6時間以上、低温発酵をさせる)
実は2次発酵でも低温発酵は可能です。
ドライイーストでも低温でゆっくり発酵をさせると特有の臭みが減って良いですよ!
(ドライイーストを使って低温発酵させる場合、ドライイーストの分量を減らします)