ブロッコリーの育て方・栽培方法

生育可能温度(☆生育最適温度)(☆15℃~20℃)
連作障害あり。最低でも2年。(アブラナ科に対しても連作障害があります)

春まき苗の定植3月半ば頃~4月半ばまで生育日数45日収穫5月頭~6月半ばまで

夏まき苗の定植8月半ば頃~8月末まで生育日数60日収穫10月半ば~12月末まで

夏まき(晩生)苗の定植10月あたま~10月末まで生育日数120日収穫2月頭~3月末まで

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春まき

夏まき

夏まき(晩生)

※地域や品種によって違いが出ますのでおおよその参考まで。

種まきから収穫までの日数をもっと明確に→種まきカレンダー

育てる前にチェックしておきたいことや購入時のポイント

根の深さ深く伸びます。プランターは深さが30cm以上あるものを。畑の場合過湿対策で高畝に。
最適ph6.0~6.5

種や苗の購入


数本育てるだけなら苗を買った方が面倒が無いです。
種から育てる場合は栽培時期に合った品種を選ぶのがポイントです。

スティック型だと何回も収穫出来ます!
(頂花蕾型であっても、収穫後そのまま育てると脇芽からも少しですが収穫できます。)

植え付けの時期について


夏まき(8月終わり~10月頃に苗を定植)が育てやすいのでオススメです。

土作りについて


最初の土作りを参考に土を準備。
元肥は中程度。(管理人は生ゴミたい肥で土作りをしているので、自家製たい肥のみで元肥は入れず追肥で育てています)

土作りのプラスアルファ

  • 加湿に弱いので水はけが悪い場合は高畝にするなどの対策を。
  • 根こぶ病という厄介な病気があります。酸性に傾くと発症しやすくなりますのでPH調整は気をつけます
    前作に大根を育てるのも根こぶ病対策として有効!また、水はけを良くするのも根こぶ病対策に有効です)

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定植時のポイント

発芽適温15℃~25℃ ※ここでは苗を使った植え付けの説明をしています
最終的な株間40cm以上

植え付け


深植えにならないように植え付け。
植え付け後、数日は毎日水やりをします。(過湿に弱いので根付いたら水は控えます)

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生育中の栽培ポイント(水やりや追肥など)

水やり


土の表面が乾いていたらたっぷり水やりをします。
(過湿になると病気が出やすいので、水やりが頻繁にならないよう気を付けます)

追肥


2~3週間に1度を目安に追肥します。(1株当たり化成肥料30~50グラム程度)
※管理人は薄い液肥を水やり代わりにやって、固形肥料は少な目にしています。

害虫対策


青虫が付きやすいので見つけたら捕殺します。
(冬は虫はいなくなりますが、鳥が葉を食べにくる事があります!被害があるような場合は防虫ネットで防ぎます。)

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収穫時のポイント

頂花蕾(一番上に出来るもの)


花蕾の大きさが10~15cmぐらいになった頃が収穫時。

プランターでも大きくなります。
写真は土嚢袋で育てた時のものですが18cmくらいにはなりました。


脇芽からの収穫もしたい時は、収穫する時残った茎の切り口が太陽に向かうように斜めに切ります。
(切り口が雨で傷まないように、なるべく乾燥しやすくする為)


側花蕾(脇芽に出来るもの)


花蕾の大きさが3〜5cmぐらいになった頃が収穫時。
こちらも収穫の際には切り口が斜めになるように切り取ります。

寒さが厳しい時期には花蕾が赤紫色になる時があります。
これは無害なものなので(ポリフェノールの一種でアントシアニン)食べても大丈夫です。

数年植えっぱなしで少しずつ収穫?!

管理人にとっての家庭菜園の先輩宅には4、5年もののブロッコリーがあります!
日本の気候では基本的に難しいと思いますが(管理人が試したところ夏の暑さと蒸れでダメになってしまいましたが)環境が良ければ多年草として育つようです。

→先輩宅でも6年目くらいで酷暑にやられてしまったそうです。
しかし、ダメになる前に挿し木で増やしていたそうで2代目が育っているそうです!
(植物を育てるのが好きな人なので、収量の良さなどのコスパは不明ですが)

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