ネギの育て方・栽培方法

初心者の方へ根深ネギよりも葉ネギや小ネギの方が育てやすいです
生育可能温度(☆生育最適温度)~30℃(☆15℃~20℃)

【根深ネギ】春まき 苗苗の定植7月半ば頃~8月末まで生育日数135日収穫12月頭~2月末まで

【葉ネギ】春まき 種種まき3月半ば頃~4月末まで生育日数120日収穫7月半ば~10月末まで

【葉ネギ】夏まき 種種まき7月半ば頃~9月末まで生育日数120日収穫11月半ば~3月末まで

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葉ネギは収穫の仕方によって長期収穫できます!

【根深ネギ】春まき 苗

【葉ネギ】春まき 種

【葉ネギ】夏まき 種

※地域や品種によって違いが出ますのでおおよその参考まで。

種まきから収穫までの日数をもっと明確に→種まきカレンダー

育てる前にチェックしておきたいことや購入時のポイント

最適ph6.0~6.5

育てやすいのは葉ネギ!


ここではプランターなどで育てやすい葉ネギの育て方をメインに紹介していきます。
(九条ネギなどは長ネギのように育てると白い部分を多くする事が出来るので、長ネギの育て方も簡単に触れていきます)

青ネギや万能ネギなどの葉ネギは青い部分だけ切り取って収穫することで長期収穫が出来ます。
※長ネギも青い部分が食べられない訳ではありません。

長ネギ(白ネギ・根深ネギ)の青い所は食べられる?青い部分も食べられますが、食べ時を逃すと堅くてまずくて食べられません!

土作りについて


最初の土作りを参考に土を準備。
元肥は中程度。(管理人宅では生ゴミたい肥で土作りをしているので、元肥はやらずに液肥で育てています)

土作りのプラスアルファ


  • 過湿に弱いので、水はけを良くします。
  • 苗が小さいうちは酸性土壌を嫌うので、PH調整はしっかりと。

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種まき・定植時のポイント

発芽適温18℃~22℃
最終的な株間葉ネギは3~5cm、長ネギは5~8cm程度

種の撒き方


1cm間隔でスジ蒔き。(プランターの場合はばら撒きでも大丈夫です)
土は軽く被せるようにします。
(長ネギの場合は苗床を別途用意します)


発芽するまでは乾かさないように


発芽するまでは乾かさないように水やりをします。
新聞紙や不織布を掛けておくと便利です!
発芽したら新聞紙や不織布はとり除きます。

苗を定植する場合


株間は3cm程度(太くしたい場合や長ネギなどは5cm程度)
浅植えにします。
苗の植え付け時は水やりは不要です!

長ネギの場合は穴を深く掘りますが、土は根が隠れる程度で藁や腐葉土で根元を覆うようにします。



~管理人の経験ですが~

長ネギは深植えしなくてもある程度白い部分は出来ます

深植えしなくても市販品の二分の一程度は白い部分が出来ます。
過湿に弱いので、無理に深植えするよりは割り切って育てた方が楽だと思います♪

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生育中の栽培ポイント(水やりや追肥など)

水やりは控えめに


地植えの場合は水やり不要!ただし乾燥が激しい時は水をやるようにします。
(暑い時期は昼間に水やりをすると蒸れてしまうので、朝か夕方の気温が下がっている時に水やりをします)

プランターの場合は土が乾いたら水やりをしますが、寒い時期は控えめにします。
(管理人宅ではプランターでも冬はほとんど水やりをしません)

間引きについて


最終的に株間が3~5cm(長ネギの場合5~8cm)程度になるよう順次間引いていきます。

※大きくなってきたら(残しておく苗の根を傷つけないようにするために)抜かずにハサミで切って取り除きます。

追肥について


葉ネギの場合は一気に収穫する場合は元肥だけで育てるようにします。
(長期収穫する場合は薄めの液肥を水やりの時にやるか、収穫の都度適量の液肥をやります。)

長ネギは1カ月ごとに追肥・土寄せ。(ただし夏場は土寄せは厳禁!)

土寄せをする時は葉が分かれている部分より上には土を掛けないようにします 土寄せは4回程度

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収穫時のポイント

ネギ坊主が出来ると株が弱ってしまうので(葉も堅くなります)ネギボウズが出てきたら摘み取ります。

九条ネギを大きく育てたい場合は、7月に入ったら堀り上げ&日陰で1カ月くらい干してから長ネギと同じように植え付けて育てます。
※植えっぱなしでも状態が良いと結構太くなります。

ネギの葉は古くなってくると自然とはがれていきます。

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