多くの野菜にとって、生育するのに良い状態の土は「団粒構造」になっています。
団粒構造になっている土はフカフカとしていて
水、空気、栄養が良い案配で野菜にいきやすくなります。
ここではまず団粒構造の土が出来るのに重要な働きをする
「土壌生物の働き」にスポットをあてていきたいと思います!
団粒構造における土壌生物の働き
野菜は肥料からだけでなく土壌生物(菌、バクテリア、ミミズなど…)から供給される栄養も受け取って成長しています。
また、土壌生物が活動する事によって空気や水が通り抜けられる隙間も自然に出来上がっていきます。
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しかし、土の物理的な状態が悪かったり
![粘土質の
割合が多すぎる土](https://kate-sai-tanoshi.com/wp-content/uploads/6d5bfa3715ce1498ee34f10d5a14f168.gif)
![砂の割合が多すぎる土](https://kate-sai-tanoshi.com/wp-content/uploads/c4bb79c560a2616ee0a5a8d58b13519b-1.gif)
土壌生物のエサになる有機物(たい肥や腐葉土)が投入されないと
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土壌生物もうまく活躍できず(土の状態も整わず)、結果として野菜の成長も悪くなります。
逆に言うと、条件が良く土壌生物が活発に働ける状態であれば
「団粒構造」も自然と出来上がっていきます。
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団粒構造における土の「成分」「構造」
次に、土の「成分」「構造」という面から見ていくと
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土の粒が微生物の粘液などによって有機物を含んだ「団粒」となり、
団粒になることで隙間が出来ると「団粒構造」と言われる土の構造が出来上がります!
「団粒構造」になる事によって
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- (団粒同士に隙間がある事で)水はけがよく
- (団粒部分の土には水や栄養素を蓄えられるので)保水性・保肥性にも富む
野菜を育てるのに適した土になっていきます。
簡単ですが、管理人はこんな風に理解しているので土壌生物の為に自家製たい肥を定期的に入れるようにしています。
(自家製たい肥にしてから収穫が良くなっています。)
ですが、もっと本格的にされている方は
「夏と冬では活動する菌が違うので効能が違ってくる」
「植物と共生関係にある菌根菌を働かせる為には土壌微生物が活発でない方が良い(しかし土壌微生物が活発だと病原菌を抑える事が出来る可能性が高くなる)」
といった事も踏まえて取り組んでいらっしゃいます。
興味がある方はぜひ本などで確認してみて下さい!
管理人宅での土作りの効能
庭の片隅で行う家庭菜園の場合、土の状態が良くない事も多いと思います。
管理人も最初のうちは「うまく育たないなぁ…」と思う事の方が多かったです。
しかし、
- 土の成分を補うもの(水はけが良くなかったのでパーライト )を入れたり
- 定期的に良いたい肥(管理人は生ゴミたい肥を使っています)
を入れていく事で土の状態が良くなり・自然と野菜の育ちも良くなりました。
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