水道水のPH
水道水は地域によっては弱アルカリになっている事があります。
「日本の土は弱酸性になりがち」とよく言われますが、水やりで水道水を使っている場合はアルカリに傾いているケースもあるので注意が必要です。
土作りにはたい肥(完熟たい肥と未熟なたい肥)
~質の良くないものを使うと逆効果になります!たい肥選びにも注意が必要です~
堆肥には土作りに向いているたい肥と肥料効果の高いたい肥があります。
土作りに向いている市販のたい肥はバーク堆肥、牛糞たい肥、腐葉土などがあります。
(鶏糞たい肥や豚ふん堆肥などは肥料として使う方が良いです。)
手っ取り早く使う時は完熟たい肥
時間に余裕が無い時は、未熟なたい肥を使うと野菜の根を痛めてしまったり窒素飢餓を起こしてしまうので完熟たい肥を使うようにします。
完熟しているものであれば野菜をすぐに植える事も可能なので便利です。
完熟たい肥として販売されているものでも、発酵が不十分なものもあります。
それなので、土になじませる為に少なくとも植え付け1週間前には入れた方が安心です。
土壌改良には未熟なたい肥
土壌改良には未熟なたい肥の方が効果が高くなります。
※野菜を植える3週間以上前(資材によってはそれ以上前)に入れる必要があります。
自分でたい肥を作る時は「良い資材を使う」「良い発酵をさせる」事が大きなポイントになります。
管理人は自家製たい肥(生ゴミたい肥)を使った土作りを行っています。
【広告】たい肥によって野菜の味も変わります!
苦土石灰
「野菜を育てる前に苦土石灰を撒く」のは定番とされていますが、家庭菜園の場合アルカリに傾いている場合が意外とあるので(水道水やブロック塀などの影響でアルカリに傾いている事があります)PHを測ってから使う事をオススメします。
※PHを上げたくない時は貝化石肥料を使います。
苦土石灰はカルシウムとマグネシウムを補うことが出来るので非常に便利ですが、土がアルカリに傾いてしまうと野菜を痛めてしまうのでどうか注意して使って下さい。
肥料とたい肥の違い
厳密にはたい肥は肥料に分類されるものですが(法律上は特殊肥料に分類)
野菜作りをしている人たちにとっては
「肥料は植物の栄養として与えるもの」
「たい肥は土作りの為に与えるもの」
というのが基本だと思います。
しかし商品名は「たい肥」でも土作りには向かないたい肥もありますので注意して下さい!(鶏糞たい肥や豚ふん堆肥などは肥料として使う方が良いです)
※土作りに良いたい肥はこちらにまとめてみました。なお、管理人は生ゴミたい肥で土作りをしています