自家製たい肥(生ゴミたい肥)を使った土作り(自家製たい肥のトップページ)

生ゴミ堆肥「準備するもの」と「作り方」

生ゴミ堆肥の作り方は色々ありますが、このやり方であれば作業の大半を台所だけで行えます。

準備するもの
前準備
実際の作業1 生ゴミを入れていきます
実際の作業2 発酵を促す
実際の作業3 発酵し終われば、ぼかし肥料やたい肥に!

準備するもの

  • キッチンコンポスト(発酵させる為の時間が必要なので、2つ必要になります。蛇口付が便利です!)※1
  • EMぼかしや米ぬか※2(発酵を促進させるもの。米ぬかだけを使っている方もいますが発酵促進剤を使うとより発酵しやすくなります。)
  • 新聞紙(コンポストの底に敷きます)
  • ラップ(生ゴミたい肥の上に被せます)※3
  • 古いしゃもじなど(生ゴミたい肥をかき混ぜる為に)

※1 コンポストの購入に助成金を出している自治体もあります。
自治体によって申請の仕方が違いますので、事前の確認がオススメです。

※2 米ぬかはコイン精米所だと無料で貰える場合が多いです!

※3 管理人はラップではなく漬物容器の蓋シールを使っています。
蓋シールでもラップでも、自家製たい肥がなるべく空気に触れさせないようにすればokです。

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実際の作業 はじめに

  • コンポストの底に、水切り用の新聞紙を敷きます。

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実際の作業1 生ゴミを選別しながら入れていきます

  1. たい肥に向いていない生ゴミは取り除きます。

    「〇 意外と使える生ゴミ」
    少し塩気のあるもの…塩分があり過ぎる場合は塩抜きが必要ですが、少しの塩分はOK!
    魚の骨、卵の殻など…魚の骨は分解が早いです!

    「✕ 生ゴミ堆肥に使えない生ゴミ」
    腐ったもの…生ゴミ堆肥は発酵させるものなので、腐っているものを入れるのはNG!
    分解できないもの…金属やプラスチック、鳥・豚などの骨や割り箸等も(分解しにくいので)NGです。
    有害なもの…タバコの吸殻など。

  2. 水気を切った生ゴミ(カラカラにしなくても大丈夫です!)を
    厚みがあるものは5mm程度になるように切ります。

  3. 生ゴミをコンポストに入れます。
    EMぼかしや米ぬかをまぶすように振りかけて混ぜます。

    • EMぼかしや米ぬかは生ゴミの水分が多い時や暑い時期は多めにいれます。
      (入れすぎてしまうと「液肥(発酵液)」が出来ない場合があります)
    • 底の方から混ぜる必要はありません。その時入れた分だけ混ぜればOK。
    • 発酵液が溜まっているようであれば下の蛇口から出して、薄めて液肥として使います。

  4. 生ゴミが空気に触れないようにラップを敷き、コンポストの蓋を閉めます。

1~4を繰り返していきます。生ゴミがいっぱいになったら次(実際の作業2 発酵を促す)に進みます。

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実際の作業2 発酵を促す

生ゴミがいっぱいになったら直射日光が当たらないところで密封状態のまま発酵させます。
(1週間~4週間)

※発酵期間の目安としては、EMぼかしのみを使っている場合は夏場だと1週間程度、冬場だと3週間程度で発酵します。(管理人は米ぬかが多いので夏でも1カ月程度、冬は2カ月程度置いています。)

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実際の作業3 発酵し終われば、ぼかし肥料やたい肥に!

蓋を開けて匂い(それとカビが出ていればどのようなカビか?)を確認します。

成功…「ぬか漬けのような甘酸っぱい匂いがしている」場合は成功です!
(カビが出ていても白カビであれば成功です。)

失敗…「悪臭(どぶ川のような匂い)がしている」場合は失敗です 。
(黒カビや青カビが出ている場合も失敗です)

成功していれば
・そのまま「ぼかし肥料」として使う
・「未熟なたい肥」として使う
ことが出来ます!(詳しい使い方は→生ゴミたい肥の色々な使い方

失敗している場合は穴を掘って土に埋めます。

管理人はこのタイプのものを使っています。
この商品は「コンポスト」と「発酵促進のEM」がセットになっています。

10年以上やっていますが、管理人はコンポストの段階で失敗した事はありません!
生ゴミを小さく・米ぬかやEMぼかしを多めにすると失敗しにくいように思います。

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